多くの人はペンギンと聞くと、すぐに南極の氷原へ景色を移します。
それはペンギンの世界の一部ですが、全部ではありません。野生のペンギンはすべて南半球にすみ、南極大陸、南極半島、亜南極の島々から、南アメリカ沿岸、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、そして赤道近くのガラパゴス諸島まで広がっています。
ホッキョクグマと一緒にいる絵が浮かぶなら、先に北極にペンギンはいるのかを切り分けておくと楽です。
地図を広げて見ると、彼らは雪の中だけに住む存在というより、寒流や暖流に沿って分布する海の住人に見えてきます。
ペンギンが場所を選ぶとき、たいてい見ているのは海です。十分な食べ物があり、上陸して繁殖できる場所があり、天敵や極端な天候をある程度避けられるなら、そこはペンギンが暮らせる場所になり得ます。
コウテイペンギンは海氷の上に卵を置きます。ケープペンギンは岩の多い海岸や砂地のそばで活動します。コガタペンギンは海辺の低木林、巣穴、人間の町の近くに姿を見せることさえあります。
どの種のペンギンも、自分なりの海辺の家を見つけているようです。
だから「ペンギンはどこに住んでいるの?」へのいちばん正確な答えは、南半球の海岸線です。彼らは海流、魚の群れ、季節と一緒に動き、南の海全体を一枚の生活地図に縫い合わせています。
氷は、その背景のひとつにすぎません。
よくある質問
北半球に野生のペンギンはいますか?
いません。現存する野生のペンギンはすべて南半球に分布しています。北半球で見るペンギンは、たいてい動物園や水族館の個体です。
すべてのペンギンは氷の上で暮らしますか?
いいえ。コウテイペンギンは海氷を使いますが、ケープペンギンやコガタペンギンは岩場、砂地、低木林、巣穴、町の近くにも現れます。
ペンギンはどんな場所をすみかに選びますか?
十分な食べ物があり、上陸して繁殖でき、天敵や極端な天候をある程度避けられる海辺を選びます。