水族館は立地がよいと、見て回るリズムまで変わります。新江ノ島水族館はまさにそういう場所です。片瀬江ノ島駅で降りて三分ほど歩くと、海の気配がまだ残っているうちに入口へ着きます。ここはペンギン専門館ではありませんが、ペンギンエリアのつくりにはかなり誠意があります。フンボルトペンギンとアフリカペンギンでもあるケープペンギンを同じ視野に置き、二種の性格の違いをそのまま比べられるようになっています。
フンボルトペンギンは南米沿岸に由来し、寒流のリズムに慣れた鳥です。動きはきっぱりしていて、そばで人が見ていてもあまり気にしていないように見えます。ケープペンギンはアフリカペンギンとも呼ばれ、鳴き声はたしかにロバに似ています。お腹の黒い斑紋は一羽ずつ違うので、個体を見分けるよい手がかりになります。二種が同じ空間に立つと、体格は近いのに、目つきや姿勢からまったく違う気質が出てきます。
ここは、多くの人が思うより長くいたくなる場所です。ペンギンエリアには大きな窓があり、採光がよく、光がきれいなときは羽の色もはっきり見えます。写真も撮りやすいです。館全体の動線もなめらかで、ペンギンのあとにほかの海の生きものへ自然につながります。行く先ごとに行き止まりへ入ってしまう感じはありません。入場料は大人 2,500 円で、神奈川周辺の水族館としては納得しやすい価格です。開館時間は通常 09:00 から 17:00 ですが、季節で変わるので、出発前に確認しておくと安心です。
東京からも行きやすく、電車で藤沢へ出て江ノ電に乗り継ぐと、全体で約一時間です。半日コースにしやすく、江ノ島の散歩も一緒に入れやすいですね。
首都圏の水族館をまとめて比べるなら、新江ノ島水族館はすみだ水族館や Sunshine Aquarium と同じ候補に入ります。
訪れたとき
新江ノ島水族館を訪れた日は天気がよく、正面入口のほうへ海風が流れていました。ペンギンエリアに入って最初に気づいたのは光です。窓が大きく、日差しがそのまま入ってきて、空間全体が思っていたより明るく感じました。
フンボルトペンギンは岩の上に立ち、目つきはとても落ち着いていました。何かを考えているようでもあり、何も考えていないようでもあります。そばではケープペンギンが何羽か歩き回っていて、足取りが少しせわしなく、その対比が面白かったです。
いちばん意外だったのは水中の動きでした。フンボルトペンギンが水に入る瞬間、動きの切り替わりがとてもきれいです。陸上の少し重い動きから、水中の鋭さへ一気に変わり、その差がはっきり見えます。ガラスの前にしばらく立って、泳いで近づいては離れていく姿を見ていました。見れば見るほど、もう少しいたくなります。

Penchan 說
新江ノ島水族館のいちばん大きな強みは立地です。海辺、江ノ電、ペンギン。この三つを一日で一緒に収められます。神奈川の近くにいるなら、かなり組みやすい行程だと思います。
よくある質問
新江ノ島水族館ではどのペンギンを見られますか?
本文ではフンボルトペンギンとケープペンギンを挙げています。同じ視野で二種の性格の違いを比べられます。
新江ノ島水族館は東京から半日で行けますか?
行きやすいです。本文では東京から藤沢へ出て江ノ電へ乗り継ぐと、全体で約一時間としています。
新江ノ島水族館のペンギンエリアは撮影しやすいですか?
本文では大きな窓があり採光がよく、光がきれいなときは羽の色がはっきり見えて写真も撮りやすいとしています。